株式会社FaroStar、東急リゾーツ&ステイの協力のもとドローン検知システム【Drone ID Tracker】の実証試験を実施
株式会社FaroStar、東急リゾーツ&ステイの協力のもとドローン検知システム【Drone ID Tracker】の実証試験を実施
ドローンの普及に伴い、これまで見ることができなかった視点からの映像が得られるようになり、非常に楽しく便利なものとなりました。しかし、同時に歓迎されない使い方が増えてきています。そのため、その対策については早急に取り組むことが必要だと考えています。
2024年5月17日 - 株式会社FaroStar(東京都新宿区、代表取締役 星尚男)は、東急リゾーツ&ステイ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 粟辻󠄀 稔泰)との協力のもと、ドローン探知システムDrone ID Tracker(以下、DIT)の実証試験を実施することを発表いたします。この実証試験は、ドローンの違法飛行による不正な撮影を防ぐことを目的としています。
違法ドローン飛行問題
近年、ドローンの普及に伴い、違法な飛行やプライバシー侵害といった問題が増加しています。これらの問題は、温泉地、タワーマンション、自衛隊の敷地付近、イベントなど、さまざまな場所で報告されています。私たちは、これらの問題に対する解決策を提供するために、ドローン探知システムDITの開発に取り組んできました。このシステムは、違法なドローン飛行を素早く探知し、その情報を関係者に通知することで、迅速な対応を可能にします。
どのようにして見つけ、通知するか
図はスマートフォンアプリのイメージ図を示しています。中央の図のように、検知センサー(緑色の●)を設置します。これらのセンサーは、その有効範囲内に現れたドローン(赤色の●)を検知します。許可が出ていない区域や時間帯で飛行しているドローンを「不正」と定義し、その情報はアプリ内で通知されます。
今回の実証試験は、システムの有効性と信頼性を確認するための重要なステップです。試験の期間と場所は、ドローンの違法操縦者に探知機の設置がわからないようにするため、公表いたしません。
株式会社FaroStarと東急リゾーツ&ステイは、この実証試験を通じて、ドローンの適切な利用を推進し、社会問題の解決に貢献することを目指しています。